東洋医学もロハスな医療として注目されています。
それでは東洋医学とはどのような考え方を持つ医療なのでしょうか。
東洋医学の代表的なものとして漢方について考えてみたいと思います。
漢方薬は野山に生える植物や動物、そして鉱物も使用している生薬を組み合わせたものです。
つまり漢方薬は自然界に存在するあらゆるものを薬として活用しているのです。
一般的に使用される生薬は約200種類程度であるといわれていますが、
自然のものを利用した医療はロハスであるといえますね。
漢方薬の生薬は相反する薬効を持つものや、
いろいろな薬効成分を持つものが含まれています。
そして漢方薬のさまざまな薬効のなかから、
生体が必要に応じて必要な薬効を自由に選択することができるのです。
そのため、漢方薬を作るときは相加・相乗・相殺作用を利用しながら、
数種類の生薬を組み合わせて、薬効が効果的になるように作ります。
漢方薬がロハスとして受け入れられている理由として、
以下のような現代医学とは異なる考え方と手法を持っているからです。
まず漢方薬が現代医学の薬と異なる点は、
漢方薬は天然の生薬を組み合わせているという点です。
漢方薬の治療は生体の生理作用によって、自然治癒力を最大限に生かすための治療法であるため、
無理のない治療であることが長所です。
そのため現代医学のように、薬による副作用の心配はほとんどありません。
このように自然なものを使って自然治癒力で直すというのが、
ロハスに適した医療であると考えられますね。
漢方薬の魅力は単にロハス的な魅力があるから、
注目されているだけではありません。
現代医学の薬の場合は症状に対応した薬を使用するのですが、
漢方薬の場合は一人一人の身体に合わせて薬を処方することができます。
さらに身体だけではなく心も含めて診断し、
漢方薬で心と体を同時に治療することが考えられています。
このような長所を持つため漢方薬は魅力的なのです。